昭和55年に開設以来、診療圏は、いわき市・広野町・楢葉町・富岡町に均等に分布しており、入院により重点を置いて地域医療に取り組んでおります。開設より平成7年に医療法人社団養高会を設立するまでの間、入院患者さんの高齢化は、当初の予測を超えた速さですすみ、それに対応するための組織作り、医療の質の向上に励んでまいりました。しかし、医療環境の変化は著しく、平成12年には、現在の療養病棟を、平成14年には精神科療養病棟の増改築を行い、療養環境のさらなる整備をし、現在の内科療養病棟65・精神科療養病棟53の病床数に再編いたしました。
平成23年3月11日の原発事故により、それまで育ててきた多くの人材と組織が失われました。しかし、地域医療を守るため一日も休むことなく診療を続けております。
いつも笑顔の絶えないパワフルなスタッフが、心身両面に目の届く医療を提供するために、初心を忘れずk、患者さん並びに地域の人達から必要とされる医療機関となるべく、日々努力を続けております。