
あまり聞いたことがない病名ですが、症状の軽い人も含めると、成人女性の4人に1人は患っているとされ、人知れず悩んでいる人が多い女性特有の病気です。主な初期症状は、「下腹部が引っ張られる感じ」や「股の間に何かが挟まっているような違和感」などで、放置すると、排尿や排便がうまくコントロールできなくなるなど、日常生活に支障をきたすようになります。
病気のメカニズムや治療法をお伝えします。
日本人の女性がもっともかかりやすいがんは、「乳がん」です。
現在、日本の乳がん検診は、「40歳以上の女性は、マンモグラフィ検査を受けること」を推奨しています。乳がんの早期発見のためには欠かせない検査ですが、一方で、日本人の女性には、マンモグラフィだけでは異常を見つけにくい「高濃度乳房」と呼ばれるタイプの乳房が多いことがわかってきました。
乳がんから身を守るために大切なことを考えます。
「風邪は治ったはずなのに、咳だけが長引いている」。
「会話をする、笑うなど、なんでもないことがきっかけで急に咳き込んでしまう」。
そんな症状で悩んでいたら、それは、「咳ぜんそく」を患っているサインかもしれません。
放置すると、3人に1人が本格的なぜんそくになってしまうと言われる「咳ぜんそく」を悪化する前に見極めるポイントや治療法をお伝えします。
今回は、私たちが生命を維持するためになくてはならない「血液」に注目します。
人の血液の量は、体重のおよそ13分の1。
50キロの人なら、およそ4リットルの血液が、休むことなく体の中を流れていることになります。
血液は、体のどこで作られ、どんな働きをしているのでしょう。
今回は、そうしたメカニズムを紐解くとともに、医療用の血液を確保するための社会の取り組み…「献血」についても詳しくご紹介します。
立ち上がったり、重いものを持ったりした時に、脚の付け根の部分に膨らみができて、違和感や痛みを感じることはありませんか?
今回注目するのは、「大人のそけいヘルニア」です。
「脱腸」という呼び名の方が、なじみがある方も多いかも知れません。小さな子どもの病気というイメージもあるようですが、実は、大人になってから発症する人が多いのが特徴です。病気のメカニズムや治療法、放置すると時に命に関わることもある、その怖さについてお伝えします。