近年、がん治療を中心とした医療の技術の進歩は目を見張るものがあります。外科における鏡視下手術や周術期を中心とした栄養療法、内科領域における治療内視鏡や、新規抗がん剤とその併用療法、分子標的薬の進歩など治療体系に変化が次々に起きています。このような新たな治療optionに遅れることなく、なおかつ吟味しながら常に前進、という気持ちで診療しております。唯一無二の目の前の患者さんはもちろん、医療者にとってもより良い医療に努力し続けることが組織としての長期的展望を開き、明日の患者さんに還元しうると信じ、日々、勉強の毎日です。
当院薬剤部の業務は調剤業務から始まり、抗がん剤ミキシング、入院患者さんへの服薬指導、DI業務、治験業務と、スタッフは少人数でもチームワークで頑張っています。また、緩和ケアチーム、NST、ICT、褥瘡対策チームのメンバーも担っています。多くのことを学べるきっかけがあり、その環境が整っている病院です。 医師や看護師から薬剤に関する質問をいただくことはしばしば。質問されて改めて知識が深まることも多く、日々勉強が必要だと感じています。患者さんからはもちろん、他職種からも頼りにされる薬剤師になれるよう、スタッフ一同頑張っています。